富山県高岡市のカメラマン兼似顔絵師、画狂青年凡人〜成長記〜

現在富山県高岡市にて似顔絵師をしている30歳にして画業に目覚めた凡人の成長期

日本画を描く⁉︎の巻

2019年7月も後半に入り

梅雨が明けるか明けないかの時期に

若狭和紙を梳いてもらったのをキッカケに

日本画に着手し始めました。

 

どうしても日本画は時間がかかるので、

手早く描けるコピックなどのマーカーで描いてしまいますが、

それではいっこうに日本画のレベルが上がらないと思いたちました。

 

どれだけ時間がかかるかと言うと、

まず今回使ったアートクロスと言う

化繊の織物に裏打ちしてある画材の場合、

紙を水貼りして乾かすのに1日

ドーサ引き二回に約1日

胡粉で下塗りに1日

まず描く前の段階で3日かかります。

 

その後下絵を写して

骨描き(線画)

背景塗り

髪、肌、細部、服などを塗り

F6号サイズ位で下絵が有る場合で完成まで1週間近くかかります。

 

ただこれは1枚ずつ準備したらの場合で、

例えばパネルを予め3枚用意して、

3枚同時に進めて行けば

1週間で3枚程描けます。

 

先週はまさに3枚描いて見ましたが、

全て少しずつ失敗しています。

 

失敗から学ぶ事の方が多いと思うので、

失敗に気付いてもとにかく仕上げる事を優先しました。

 

今日はまず1枚

アートクロス ドーサ引きのみ

F6号

 

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そもそも紙をケチって水張り用の余りを少なくした為に水張りを失敗しました。

そこも次回は余りを多くして、張込みしやすいようにと良い教訓になりました。

 

つづく